更年期障害はホルモンバランスの乱れ|体調不良の呪縛から逃れる

笑顔の女性

男性の体調不良の原因

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更年期障害は一般的に女性のものと考えられがちですが、更年期障害は中年期以降の男性にもみられる症状となっています。女性の場合には加齢やストレスなどによって卵巣から分泌されるエストロゲンの量が減少することが症状の原因となりますが、男性の場合には精巣から分泌されるテストステロンとよばれるホルモンの量が減少することが原因となります。男性の更年期障害はLOH症候群ともよばれ、30代の後半や40代以降の男性によくみられる症状となっています。このLOH症候群の主な症状には火照りや発汗をはじめ、眠りが浅くなったり疲れやふらつきなどの諸症状がみられるようになるのが特徴です。他にも勃起障害や気力の低下など様々な症状が現れることが報告されています。男性でこれらの症状が慢性的に続く場合は、医療機関で検査を受けてみましょう。

男性の更年期障害は医療機関で治療することができます。治療ではまず問診票などを利用して症状の内容を調べるところからはじまります。問診の後は血液検査によるテストステロン濃度の測定や検尿をはじめ、前立腺がんのチェックや生化学検査など多角的な検査を行い症状の確定を行います。検査により更年期障害であることがはっきりとした場合には、テストステロンの補充療法を行います。テストステロンの補充療法は3ヶ月から4ヶ月程度継続することで効果がみられる点が特徴で、治療を受けた患者の大多数が半年後や1年後には症状が改善するなど高い治療効果を期待することができます。男性の更年期障害は健康保険の対象ともなっています。30代以降の男性で慢性的な体調不良が続く場合には、医療機関で更年期障害の検査も受けてみるようにしましょう。